自分は小学1年生の子供を持つ親になって
わかったことがいくつかあります。
小学生になり、宿題が義務になってから
このようなことに心当たりはないでしょうか。
- 子供がなかなか宿題をしない
- 宿題を始めるまでに時間がかかる
- 宿題を促すと文句をいう
多分この悩みはを感じたのは自分だけではないと思います。
これから説明するのは我が家で実践済みの
「子供が家で宿題をしないときに気をつけたこと」です。
子供にも親と同じようにそれぞれ性格があります。
すべての子供に共通して効果があるとは言えませんが、我が家では
- 宿題を自分でするようになった
- 宿題をするのに文句を言う回数が激減した
などの効果がありました。
この記事は大きく分けて「心構え編3選」と「方法編3選」の計6選で書いています。
「小学1年生が自主的に宿題をする」ことに少しでも貢献できれば幸いです。
それではどうぞ。
もくじ
心構え編 3選
宿題は必ずする認識を持つ
子供が「宿題を自分でする」ためには、
子供自身が「宿題=しなければいけない」という自覚をもつ必要があります。
宿題の必要性を理解するためには
「宿題はなぜしないといけないか」を説明しなければいけません。
つまり、こうなります。
宿題を自分でするためには
- 宿題=しなければいけない という自覚を持つ
- 宿題はなぜしないといけないかを説明する
上の②を説明するのに、我が家では「宿題=先生との約束」と説明しています。
子供は「宿題をすること」を「学校で先生との約束を守ること」と認識することで宿題をする動機につながっています。
また、宿題は「学校で勉強したことを家で復習してよりよくわかるようにするためにある」と説明することで子供は理解してくれました。
必ずできることを子供に伝えた上で宿題を促す
子供に「宿題は自分でできる」と認識をもつことはとても大事なことです。
しかし、最初から「自分でできる」と思うことは正直難しいです。
実際に我が家では
「本気でやれば 〇〇(子供の名前)は絶対できるから、とりあえずしてみ?」
こんな感じで声掛けしています。
「とりあえずやってみる」は子供に限らず、大人にも共通します。
例えば、何かを人に頼まれたときに2つを思い浮かべてください。
- あなたではできるかわからんけどやってみて!
- あなたならできるから、とりあえずやってみて!
おそらく②のほうが「ちょっとやってみよかな」という気持ちになったのではないでしょうか。
本気でやれば必ずできることを「とりあえずやってみる」ように声掛けする
この点に気をつけて我が家では声掛けしています。
宿題で間違えた部分については怒らない
小学1年生の場合、子供が宿題をしたあとは親が確認することが多いと思います。
我が家では子供が宿題をする際に
「宿題で間違えた部分については怒らない」
ように気をつけています。
理由は「間違えた箇所を怒っても宿題を自主的にしないから」です。
例えば、大人でも「特に説明のない初めてする仕事」をする場合に
間違いだけをただ怒られると、気持ちの上でこう思うことはあります。
- そんな怒らなくていいのに...
- 何でそんな怒られないとあかんの!?
この気持ちは大人だけではなく、
宿題を通して子供も親に対して同じことを思っているとしたら...
と推測し、我が家では「宿題で間違えた部分」については怒らないようにしています。
しかし、間違えた箇所を気づいて直すことも勉強です。
怒る代わりに我が家では
- 間違えた箇所を本人に伝える → 間違えに気づく
- どのように考えてその答えにしたかを聞く → 自分の意見を説明する
- 1度考えるように伝える → 間違えた箇所を一度自分の頭で考える
- (1度考えて)本人がわからなければ、親が説明する
こんな感じで対処しています。
こうすることで子供の意識が宿題から外れるのを防ぐ狙いもあります。
あくまで目的は「宿題を自分ですること」なので
「子供を怒ること」に目的がすりかわらないよう親も気をつける
大人も子供に対して言動を気に掛ける必要があります。
方法編 3選
連絡帳を毎日親に見せる習慣をつくる
子供が親に連絡帳を見せる習慣をつくることで次のことが期待できます。
- 学校で今日あったこと、予定を確認する習慣がつく
- 宿題を確認する(宿題内容と宿題量の確認を子供本人がする)
子供の連絡帳を見ると、次のことが書いていました。
- 次の日の時間割連絡
- 宿題
- 手紙枚数
- その日の本人の感想
これらは黒板に先生が書いた内容を生徒が連絡帳に書き写したものです。
連絡帳を家で親に見せることは次のように言い換えられます。
連絡帳を親に見せるために開く=自分で書いた連絡帳を見返す
つまり、「自分で書いたものを見直す習慣」が身につきます。
また、「宿題が何かを親に伝えること」で
その日の宿題の「内容と量」を確認できます。
宿題にかける時間をあらかじめ決めておく
子供が宿題をするとき「宿題にかける時間をあらかじめ決めておく」ことも大事です。
時間を決めておくことで次のようなメリットを期待できます。
- 時間内に集中する
- 慣れてくると宿題の内容、量でかかる時間を把握できる
「時間内に集中する」ことで効率がよくなります。
時間が決められているために意識が宿題に向きやすくなります。
また、子供が好きなこと(You Tubeやゲーム)から一定時間遠ざけることもできます。
ちなみに、我が家では子供が保育園で習い事(プールと公文)をする際に
こんな感じでルーズリーフに書いて説明していました。(落書きされてますが...)
ルーズリーフには次のことを気にかけて明記しました。
- 習い事は何曜日にあるのか
- 宿題は何曜日にできるのか
- 1日のうちで宿題ができるのはどの時間帯か
少し余談にはなりましたがご参考になれば幸いです。
宿題が終わったら親に持ってくるようにする
子供が宿題を終わらせてから「親に持ってくる」ことも大事です。
理由は次のことが挙げられます。
- 宿題をできているかを確認できる → 「完了」「未完了」の確認
- 宿題が合っているかどうかを確認できる → 内容の「正解」「不正解」の確認
「子供が宿題を持ってくる」習慣をもつことで親が宿題の「完了」「未完了」を確認できて、
あとから気になって聞く必要もありません。
まとめ
今回は我が家で実践済の「子供が家で宿題をしないときに気をつけたこと」について説明しました。
心構え編 3選
①宿題は必ずする認識を持つ
宿題を自分でするためには
- 宿題=しなければいけないと自覚する
- 宿題はなぜしないといけないかを説明する → 宿題をすること=先生との約束を守ること
②必ずできることを子供に伝えた上で宿題を促す
- 「本気で頑張れば必ずできる」と説明する
- 「とりあえずやってみる」ように促す
③宿題で間違えた部分については怒らない →「間違えた箇所を怒っても宿題を自主的にしない」
対処法
- 間違えた箇所を本人に伝える → 間違えに気づく
- どのように考えてその答えにしたかを聞く → 自分の意見を説明する
- 1度考えるように伝える → 間違えた箇所を一度自分の頭で考える
- (1度考えて)本人がわからなければ、大人が説明する
方法編 3選
①連絡帳を毎日親に見せる習慣をつくる
効果として
- 学校で今日あったこと、自分が学校で書いた予定を確認する習慣がつく
- 宿題を確認する(宿題内容と宿題量の確認を子供本人がする)
②宿題にかける時間をあらかじめ決めておく
- 時間内に集中する
- 慣れてくると宿題の内容、量でかかる時間を把握できる
上記効果が得られる。
「学校」と「習い事」を子供に理解してもらうために
- 習い事は何曜日にあるのか
- 宿題は何曜日にできるのか
- 1日のうちで宿題ができるのはどの時間帯か
上記を意識して「見える化」して子供に説明するのもおすすめ
③宿題が終わったら親に持ってくるようにする
- 宿題をできているかを確認できる → 「完了」「未完了」の確認
- 宿題が合っているかどうかを確認できる → 内容の「正解」「不正解」の確認
→ 親が宿題の状況を把握しやすくなる
これらを意識して親子で実行、習慣化することで
- 宿題を自分でするようになった
- 宿題をするのに文句を言う回数が激減した
我が家ではこのような効果が得られたことで「宿題をしなさい!」と言う回数が激減しました。
親にとっても子供にとっても気をつける前後でストレスの感じ方が変わりました。
親にとっては子供が自主的に勉強してくれると気持ち的にかなり助かります。
子育ての一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。